硫黄島

クリント・イーストウッド監督「硫黄島〜」観ました。
父親は実はみてないから、まだなんとも言いがたし。
戦争って僕は(世代的に??)本当に想像力が沸かない領域。
武士のちゃんばらだって理解できないし、軍艦で戦車で銃撃だって、もうまったく。
写真や教科書などで刷り込みはされても、これほど実体験がものをいう領域はない。
人と人が殺しあうわけで、ある種自然状態の究極。エントロピー発散ですよ。
分かっているのに、日本に忠誠を近い、祖国のため、天皇陛下のためっていうフレーズには本当にピンとこない。
ほんとに急速に天皇という中央集権母体の弱体化、融和の装置が働いたのだな、とあらためて納得。
その状態である程度満足しているのに、「あえて、入れ替え不能」はかなり困難だなと思う。
入れ替え可能に満足してる、それ以外のオルタナティブな選択って今の日本人に選べるのだろうか?
経済だけしか今は頭にない日本人に(会計、金融、株、ネットそれのみといえるのではないか??)