人文系の人々は数理能力を鍛えねば未来はない。

別にネットが広がったとか、そういったことだけでなくて、これからは文理融合とまで、おこがましいことは言わないけれど、自分の脳内には領域を確定しないで、乱立させるようにしないと、これから学問やる人はキツいと思う。
加速度的に深くなってるし、まだ今はマシかもしれないけれど、いずれちょっとドロップアウトしたらかなり差をつけられる構図に押し込まれるような気がする。
っていうのはアーキテクチャがある領域の深い部分に支配されれば、そのシステムを理解できる人間が相対的に減少するから。
これはホント近い将来実現してしまうと思う。
普遍言語機械みたいなもん・・・かな。
べつにペシミスティックになってるわけでもなく、いろいろな線形システムの詳細が明らかになれば当然のことであって、それを知らぬものは、知らぬで一生生きれるかもしれないけれど、自分で選択できる領域はゼロに近づく。
知を手に入れたら、その程度のことでワンワン叫んでもしかたない。
knowlege is power!
だから、ハイパフォーマンス、ハイテクノロジーには、自らがハイパフォーマンス化しハイテクノロジー化せねばならない。
それには人文系のかたがたもエクリチュールばかり消費していないで、レトリカルになることばかり志向していないで、もっとコンテキストを圧縮しなければならないし、できるだけ一般化して骨を浮き出さねばならない。
ただただ、法学、政治学社会学、経済学だけをやっていたのではマズイぞ!