もう日曜日

昨日はマクロ経済を勉強するはずが(少ししましたけど)今更ながら、藤原正彦の「国家の品格」を読む。ちょっと前から彼が書いてたエッセーとか読んでたんで、個人的に好きだったんですが新書を読むのは初。
自分が数学に適当ながらもコミットするようになってからは数学に関する人はチェックするように心がけている。数学やっている人って語り口が軽妙な気がするので好きなんです。
岡潔高木貞治関孝和などなど日本も数学で権威を持っている人はいるのです。
一時間ぐらいで読めちゃったけど、売れているだけなかなかどうして面白い。
英語より国語、一見無駄にみえる基礎研究を大事にする、グローバリゼーションに懐疑的になるなど、「ナショナリスト」より「パトリオティズム」という意図もよくわかる。
この本は自国の文化を再考する上で重要な書だと思います。
僕は武士道ってのはよくわかりませんが、日本人が微妙な変化を感じ取る感性を持っているというのは確かだと思います。