虹の女神

映画「虹の女神」を観て来ました。

虹の女神 Rainbow Song

虹の女神 Rainbow Song

ああ〜いい映画だなぁ。
映画観てよかったなぁと、こういった映画観るたびに思います。
映像、音が良い余韻を残します。
岩井俊二門下らしく、映像美が炸裂しております。
空気感を大事にというコトバが生きてるのではないか、あたりまえのようにある風景があたりまえにみえるのだけど、なぜか当たり前の風景でなくなっている。
空気が空気として意識されている。
世界の終わり、それは自分だけが終わっている、いや終わらせたいのだろうか?
切望しているのだろうか?
そこに一筋の希望を望んでいるのだろうか?

虹が何色で出来ているかは、普段は考えない。
もちろん物理やっていれば「せきとうおうりょくせいらんし」と学ぶのでそれはわかる。
知識としての媒介としてのコトバとしては・・・である。
しかし、実際に虹を眺めて思いを馳せた経験があるだろうか?
虹でなくても、なんでも。
なかなか無い。
それだけ、気づきというのは気づけない。
どういった物事に自分はアンテナをはっているのか、はりめぐらそうとしているのか。
それは、当たり前といって実践しなくなった瞬間にアンテナに電波は受信されなくなる。

出来るだけ、開こう。
そして一回閉じてみて。
また開こう。