大人からの自由を求めて

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監督フランソワ・トリュフォーの自伝的ともいえる映画。男子校に通う多感な少年アントワーヌは「女」に「悪戯」に「映画」に夢中。何かと目立つ彼は、常に大人の目の敵にされてしまう。頭ごなしに怒る大人たちはそんなアントワーヌを反抗期だというけれど…。
虚構に満ちた大人の世界を痛烈に批判した青春映画。アントワーヌ演じるジャン・ピエール・レオの、人々の心を離さない天才的演技力は、大人の世界との落差に悩む少年の心を見事に表現している。
監督はこの作品を皮切りに、その後20年にわたってアントワーヌを主人公にしたシリーズを撮り続けた。トリュフォーは26歳のとき、この作品で監督デビューし、ヌーベルバーグの旗手として脚光を浴びた。59年カンヌ映画祭監督賞受賞。モノクロ。(齋藤リエ)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

フランソワ・トリュフォーの初期作品みたいですね。
主人公アントワーヌと監督自らと重ね合わせた作品。
モノクロ、単調な音が非常によい。
流しっぱなしの映像は見るものに余韻にひたらせる。
自由を追求すればするほど、窮屈になる現実世界。
抜け出すには走り続けなければならない。
もう、だれの責任でもない。
すべては’自分’の問題なのである。
大人は判ってくれないし、子供も判ってくれないものなのか・・・。