izakoza

卒業式関連にて。
卒業式とは別に謝恩会というものがある。
僕は特にそれに参加しようと思っていない。
別に特別な理由でもないのだが、まず費用が結構かかってしまうこと。
またその計画が一方的すぎるし、お金の取り方も正当とはいえなかった。
他の大学ではどのように式を取り計らっているのだろうか。
研究室所帯でやったり比較的小規模であることが多いのではないか。
それを、なぜ学科全体でやらねばならないのか。
いや、やってもいいけれど、それは任意参加性にしてほしい。
なんせ今回の場合は「義務」とか言うわけだが、「義務」は「義務」であって、必ずしもそうせよ、ということにはならないと思うのだが。
義務教育、納税義務、勤労義務、これらは義務であって必ずしもということはない、けれどこの義務を怠ることによる不利益が大きいから大体はこれを守っている。
けれど今回の場合はそうではない。
ある種、ライブやトークセッションなどと同様に会場をおさえるためだとか、そういった費用の徴収であって、これへの参加は義務と言っても参加不参加は自由ではないか。
「いーや、くるこないは別にして、払わなければ皆が損をする。」
とか僕以外にも払いたくないといった人はいたみたいだが、皆払ってしまったようだ。
おそらく強制的にだろうけども。
また「社会に出たらいやでもあわせないといけないことがたくさんあるんだ。」
「それが常識だ。」
ということを言う。
なるほどね、と思う。確かにあいつは人付き合いが悪いとか、人が集まらなければ会合自体が開けないとか、前に進めないとかいったことはないこともない。
だからといって、今回の場合にそれがすべてあてはまるだろうか。
特に利害関係もない他者が適当に集まってちょろっとやったところで何になろう。
嫌だけれどあわせねばならぬところもたくさんあるだろう。それはそれで認めるが、今回に限ってはそういう場ではないと思った。
なぜなら、結局はなあなあにやるということがよくわかったから。
いろいろ手を煩わせる部分がこちらにもあったのだが、その幹事役の人々はやり方をもっと考えてほしいよ。
そのような無理くりの会合で何が生み出されるのだろうか?
僕にはとうてい理解できない。